身体的ハラスメントの実例
実際にあった事例として、歩いている障がい者社員にわざと足を引っかけ、転倒させるという行為がありました。
加害者・被害者ともに女性社員であるケースが多く、あまりにも事例が重なったため、会社が調査を行いました。その結果、背景には個人的な嫉妬や感情的な対立があったことが分かりました。
どのような理由であれ、身体的な危険を伴う行為は決して許されるものではありません。
過大な要求による負担
私自身も、④の「過大な要求」に該当する経験があります。
事前に「長時間の立ち仕事は難しい」と相互理解があったにもかかわらず、長時間立ったままのシュレッダー業務を命じられました。
途中で休憩を取りながら半日作業を行いましたが、さらにゴミが満杯になるたびに地下へ捨てに行く作業も加わり、身体的にも精神的にも大きな負担となりました。
合意があった内容が現場で守られないことは、信頼関係を損なう大きな要因になります。
精神的ハラスメントの深刻さ
「臭い」「汚い」などと言われ、問題がないにもかかわらず机に消臭剤を置かれたこともありました。
このような行為は、単なる冗談ではなく、人格を否定する言動です。
精神的なハラスメントは目に見えにくい分、長期的に大きな影響を及ぼします。
次回は、人間関係による孤立と、そこから見えてきた課題についてお話しします。


