キャリアアップ助成金は、有期契約、パートタイム労働者など不安定な雇用条件の労働者を安定した条件に変更したことに対して会社にその人件費等を補助する制度です。
短時間労働者労働時間延長コースは、主に、社会保険加入対象外のパートタイマーを社会保険に加入させたときに、一定額が国から会社へ補助されます。
手続きの流れとしては、事前に、計画書を作成して労働局へ提出しておく必要があります。
その上で労働時間を延長し、延長後6か月経過した後に補助申請する制度になります。
多くの福祉事業所で、パートタイマーの労働条件を4月に見直すのではないかと思います。
予め1~3月のうちにキャリアアップ計画書を労働局に提出した上で、4月に契約更新し、社会保険に該当する人がいる場合には助成申請できますので計画的に実施することお薦めします。
ちなみに助成額は225,000円です。概ね週30時間程度勤務するパートタイマーの10か月分程度の社会保険料になります。社会保険に加入しても良いスタッフがいたら、助成金を活用するのがよいのではないでしょうか。